データエントリーAIで工事報告書ファイルを取り込む
350-10 | AI
完成イメージ
工事報告書アプリ
協力会社から届く工事報告書を管理する
レイアウトの異なるExcel・Wordの報告書を、データエントリーAIで親レコードと作業実績明細テーブルにまとめて登録する
設定前(手入力で転記)
報告書を見ながら、1件ずつフィールドと作業実績明細テーブルを入力する必要がある

設定後(データエントリーAIで取り込み)
ファイルをアップロードするだけで、メインの項目と作業実績明細テーブルに値が入る

アプリ構成
工事報告書の基本情報と、作業者ごとの作業実績明細テーブルを管理するアプリ

取り込むファイル
どちらも報告書1件と作業員3名分の記録を含むが、項目名もレイアウトも異なる
保守点検記録_KRM-M-0908.xlsx:受付No.、現場名称、作業日、発行元などの見出しと「作業者別記録」の表

施工実績報告書_7月18日分.docx:提出番号、案件名、実施日、施工会社などの見出しと「作業実績明細」の表

設定方法
1.krewSheetを設定する
1. krewSheetのデザイン画面で、取り込みたいフィールドを一覧に配置する

ワンポイント
データエントリーAIが値を取り込むのは、krewSheetの一覧に配置したフィールドです。取り込みたい項目は、作業実績明細テーブル(関連シート)のフィールドも含めて一覧に配置しておきます。
2.データエントリーAIを有効にする
1. リボンの「設定ファイル」タブをクリックし、「krew AI 管理(β版)」を開く
2. 「krew AIを有効にする」にチェックを入れる

3. 「プラグイン設定を保存」→「アプリを更新」をクリックする
実行画面のコマンドバーに「データエントリーAI」が表示されます。

ワンポイント
この設定はアプリ単位です。一覧ごとに有効・無効を切り替えることはできません。また、データエントリーAIはSheetモードの一覧でのみ利用できます。
使用方法
1.報告書ファイルを取り込む
1. コマンドバーの「データエントリーAI」をクリックする
2. 「ファイルを選択」をクリックし、取り込むファイルを選択する

3. 「分析を開始」をクリックする
分析が終わると、kintoneアプリに追加される前のデータがプレビュー画面に表示されます。Excelファイルの「受付No.」→提出番号、「現場名称」→案件名、「作業日」→実施日のように、項目名が違ってもAIが対応するフィールドに振り分けます。

ワンポイント
ファイルとkintoneのフィールドのマッピングは変わることがあります。毎回まったく同じマッピングになることは保証されません。
2.プレビュー画面で確認・修正する
krewSheetで入力できない値は空白に置き換えられ、その行には警告アイコンが表示されます。警告行もそのまま保存でき、kintoneアプリにレコードとして追加されます。ただし必須フィールドが空白の場合は保存する前に入力が必要です。
ここではExcelファイルから取り込んだレコード(2行目)で次の箇所が空白になります。
宛先会社:ファイルに対応する項目がない
作業開始時刻・休憩時間など:「休憩なし」のような値は時刻や数値に変換できない

1. 2行目の必須フィールドである「宛先会社」に「株式会社MESCIUS」と入力する
2. 関連シートの作業実績明細で、空白になった作業開始時刻・作業終了時刻・休憩時間・実働時間を入力する
元の値は、Excelファイルまたは警告箇所にマウスを合わせると表示されるツールチップで確認できます

3. 「保存」をクリックする
4. 2件のレコードがkintoneアプリに追加され、作業員ごとの記録は作業実績明細テーブルに登録されます。

ワンポイント
AIによるマッピング(ファイルの項目とkintoneのフィールドの対応付け)は、コマンドバーの「マッピング修正」、または行ヘッダーのファイルアイコンをクリックして確認/修正することができます。確認/修正したマッピングは、設定として保存できます。同じ形式のファイルを再び取り込むときに保存済みの設定を適用すると、毎回マッピングを修正する手間を省けます。詳細については製品ヘルプの以下の項目をご参照ください。