タスクを管理する
560-10 | タスク管理
完成イメージ
ステータス管理アプリ
タスクのステータスを管理する
ステータスが特定の値に変更されると、セルの背景が変更される
サブウィンドウ内で文字列複数行項目やレコードの詳細が表示できる
アプリの構成
ステータスを管理するためのフィールドを持つ
ここでは、「原稿」「ワイヤー」「Webデザイン」フィールドがあり、それぞれ「未着手」「作業中」「最終調整」などのステータスを持つ
サブウィンドウ内で表示している「備考」は文字列複数行タイプのフィールド

1. krewSheetの一覧を設定する
1. krewSheetのデザイン画面で必要なフィールドを一覧に配置する
※「備考」はサブウィンドウ内で表示・操作するのでここには追加しない
2. 条件付き書式の設定を行う
原稿フィールドの値が「未着手」の時に背景色を赤く変更する

1. リボンのメニュー内にある書式セクションから「新規ルール」をクリックする

2. 次のように書式ルールを設定する
範囲:原稿
ルールの種類:指定の値を含むセルだけを書式設定
ルールの内容:特定の文字列 次の値を含む 未着手
3. 背景色を変更するために「書式」をクリックする

4. 「背景色」の項目で背景色に設定したい色を設定する

原稿フィールドの値が「完了」の時に背景色を変更する

条件付き書式では、書式ルールを複製する機能がないため、ルールごとに設定を行う必要があります。
1. リボンのメニュー内にある書式セクションから「新規ルール」をクリックする

2. 次のように書式ルールを設定する
範囲:原稿
ルールの種類:指定の値を含むセルだけを書式設定
ルールの内容:特定の文字列 次の値を含む 完了
書式:背景色に設定したい色を設定する
「ワイヤー」「Webデザイン」フィールドについても同様にステータスが「未着手」「完了」時に背景色が変更されるよう設定を行います。
また、設定済みのルールは「ルールの確認」をクリックすると表示されます。

「原稿」「ワイヤー」「Webデザイン」の値がすべて「完了」の時(タスク自体が完了した時)に背景色を変更する
「原稿」「ワイヤー」「Webデザイン」のステータスがすべて「完了」になった時に行全体の背景色を変更します。
1. 書式ルールの設定画面で次のように設定する
範囲:(すべての列)
ルールの種類:数式を利用して書式設定するセルを決定
数式の内容:
AND(OR(ワイヤーステータス=”完了”,ワイヤーステータス=”作成予定なし”),OR(Webデザインステータス=”完了”,Webデザインステータス=”作成予定なし”),原稿ステータス=”完了”)
書式:背景色に設定したい色を設定する(ここではグレー)
ワンポイント
「ある条件に当てはまる時に行全体の書式を変更したい」など行全体に対して行う場合でしたら、書式の適用範囲に「すべての列」を選択すれば、1つのルールで設定が行えます。
一方で、「ある条件に当てはまる時に全体のうち、いくつかの項目だけ書式設定したい」という時には、フィールド単位にルールの作成を行う必要があります。(ルールの複製を行うことはできない)
3. 列ヘッダを設定する
列ヘッダを設定します。ステータスを管理する3つの項目は同一のヘッダでまとめて表示します。
1. リボンのメニュー内にある「列ヘッダ」をクリックする

2. 赤枠内をクリックし、ヘッダ行を追加する

3. 「原稿」~「Webデザイン」までの3つのフィールドを選択した状態で②の赤枠をクリックする
4. カスタム列名を「ステータス」に設定する

5. ほかのフィールドは、上下二段を選択した状態で結合する

4. サブウィンドウを設定する
サブウィンドウ内で文字列複数行項目やレコードの詳細を表示します。
サブウィンドウの設定はビュータブに切り替えて開始します。

備考フィールドを表示する
文字列複数行フィールドをkrewSheet上に表示し、入力する文字数が多くなると1レコードの幅が大きくなるため一度に画面表示できるレコード数が少なくなります。
サブウィンドウ内で使用すれば、一覧の視認性を落とさずに文字列複数行フィールドを使用できます。
1. 次のように設定する
・タブスタイル:タブ
・サブウィンドウの位置:右
・タイトル:{fieldname}
※異なる言語でkrewSheetを表示した時に、フィールドに対して言語設定したフィールド名が表示されます
・フィールド:備考

レコードの詳細を表示する
次のように設定する
・タブスタイル:タブ
・サブウィンドウの位置:右
・タイトル:{type}
※異なる言語でkrewSheetを表示した時に、フィールドに対して言語設定したフィールド名が表示されます
・種類:レコードの詳細

今回、 2つの サブウィンドウを設定しました。実行時には、タブをクリックして各設定内容に切り替えて使用します。
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